冬の到来。
先日街に出向いた際、紅葉した葉が落ち始めていて、落ちた葉が何枚かくるくると道端を舞っているのを見てそう感じた。
私は冬は嫌いだ。メルティキッスのような冬なら歓迎だが、現実はそうはいかないからだ。
まあそんな中、おじさんはこの冬、というか今月、挑戦しなければならないことがある。
社会人ならごく簡単に、そして一般的に、当たり前に持ってるであろう、
日商簿記二級という資格。この試験が来たる11月20日にあり、挑戦するというわけだ。
人間は他の動物と違って、記憶する事が出来、さらにその過去を蓄積することによって歴史とすることができる。
そしてその歴史から過去の失敗を避ける事が出来る。
己自身の過去を蓄積し所有し利用する、人間は決して最初の人間ではない。
・・・と過去のお偉い学者さんがおっしゃっておられた。
そうだ、確かにその通りだ。しかし待ってくれ、私は違う・・・。
私は全然学べていない。過去からの失敗を繰り返している。
二級簿記に挑戦すると言ったが、恥ずかっしい話、実は過去に二度ほど挑戦していて、二度落ちてるのだ。
何年か前から勉強をしてるわけだが、年齢のせいか元々頭悪いせいか、全く頭に入らない。
人間は記憶する事が出来る動物、そこから学べると過去の偉人学者がおっしゃってられるが、私は記憶する事が出来なくなってるのです。
まあ言ってしまえば、脳細胞を毎日無駄に死滅させてしまっている、死ぬのをただ待つだけの動物おじさんと化してしまってるため、致し方のない事ではあるのかもしれないが・・・。
しかし今度のおじさんは少しばかり味付けが違う!
学ぼうではないか、失敗の過去から。
最近、みそ汁に使う合わせ味噌を麹味噌に変えてみたように、
今回のおじさんは一味ちがうと言わせてやるんだ。
オルテガ・イ・ガセットよ、私はあなたから学んだ。
見ていてくだされ!