コピ・ル・アック。
珈琲が美味しくなる魔法。
「かもめ食堂」という映画だったと思うが、コーヒーを淹れる時にこの魔法をかけるとさらにおいしくなるらしい。
これとは別で藤岡弘さんが最近テレビで「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ、おいしくなぁれ、ありがとう!ありがとう!ありがとー!」と言いながら、珈琲を淹れていた。
これもまた美味しくなる魔法の一種なのだろう。
自分の気のせいかもしれないがこの間、珈琲をいい加減に入れた時、酸味を強く感じたことがあった。
酸味という味覚には気が付いたが、いい加減にコーヒーを入れるという行為をその時は考えもしなかった。
今思えばいい加減な気持ちでやっていたから、結果あんな味の珈琲になったんだと気が付いた。
言葉をかけたり気持ちを込める、なんてそんな事で変わるわけないと思うけど、やっぱりなんか違ってくる気がする。
植物なんかもそういう傾向があるようだ。
今度コーヒーを淹れる時そうしてみよう。
さあ、私はどんな魔法をかけようか・・。