日本の円の価値がどんどん下がり続けているというのに、もはやカーネルでも無いような扮装で「今日、ケンタッキーにしなぁあい?」とアホンダラな事を言っている某俳優の映像を、能天気にTVCMとして放送してしまっているこの国。
ま、これでは円の価値が下がり続けるのも納得せざるを得ない。
そんな事はさておいてはおけないが、私の年齢にしては古典にでもなりうる古映画、「アダムスファミリー」の事を書きたい。
何度かはテレビ放送していたと思うのだが、如何せん私は一度も見たことがなかったのであり、そして馬鹿にしていたという事を申しておきたいのである。
そんな私は先日初めてこの古典的映画を鑑賞をし、なかなかおもろいやないかと感じた次第である。
まるで「チャーリーとチョコレート工場」という映画を見てるかのような爽快なブラックユーモア、少し喋ればすぐ歌い出すミュージカル感、オバケなのか人間なのかあやふやにしてる所、毛むくじゃらでミューミューキューキュー鳴いてかわいいけれど、実は紳士でダンディーなカズンのイット、そしてインパクト絶大のフェスターおじさん。
そんな中、私がひときわ感銘を受けたのは「手」だけのキャラクターのハンド。
彼はアダムスの家族かと思っていたが、どうやら主人公ゴメズの幼馴染らしい。
劇中、ふとした事でアダムス一家は不遇に陥ってしまう。
しかし彼は、この一家のため新聞求人に目ならぬ「指」を通し、自ら働き口を見つけ、自分がオバケなのにもかかわらず、人間社会に働きに出るのである。そして働きぶりも実に立派、且つ仕事がデキる!
私は単純に彼がカッコイイと思ってしまったのである。
今の私は彼のようにならなければならないと改めて強く感じ、感銘を受けたのである。
もうじきハロウィン🎃が来る。
今年はアダムスの「ハンド」で決まり!これしかない!